つい先日、パソコンが壊れてしまいました。
Aero周りの不調が起きPCメーカーのサポートに電話をして、
指示通りにディスプレイドライバを削除したら正常に起動しなくなりました…。
…騙されました(笑)
本来であればこれは大惨事で、とんでもないことなんですが、
普段から複数の方法でバックアップを取っていたので、
この時点ではほとんど危機感はありませんでした。
※このあと起こるトラブルをまだ予想すらしていませんでした(涙
壊れてしまったものはしょうがないので、
ささっとPCをリカバリして出荷時の状態へ戻しました。
そして、PCを壊れる前の段階に復旧させようとしたのですが…。
今まで私は3つの方法でPCのデータをバックアップしていました。
(1)ドキュメントフォルダ内のデータをオンラインストレージへバックアップ
(2)ドキュメントフォルダ内のデータを外付けHDD1へバックアップ
(3)PC全体のデータを外付けHDD2へバックアップ
1番はリアルタイムで常時自動でバックアップ、
2番、3番は1日1回自動でバックアップという、万全のバックアップ体制です。
手っ取り早く3番のバックアップデータを使って、
PC全体のデータを復旧させようと思ったのですが…
・・・4日くらい前までしかバックアップが取れてない!!
少し前からバックアップソフトの調子が悪いなぁと思いつつ
ほったらかしにしていたツケが回ってきたようです。。
しょうがないのでとりあえず4日前の状態に戻そうとしたところ…
・・・何度やっても復元できない!!
どうやら4日前のデータも正常にバックアップがとれていなかったようです。。
この時点で、PC全体の復元が不可能となってしまいました。
つまり、各種ソフトウェアをすべて再インストールする必要が出てきた・・・。
↓ ↓ ↓
インストールすべきソフトの一覧って用意してなかった・・・。
↓ ↓ ↓
ついでに各ソフトで管理してたデータに関してはバックアップとってなかった・・・。
(データ保存先がドキュメントフォルダ内を指定できないソフトたちのデータ)
↓ ↓ ↓
やっちまった。。。
すでにPCは初期化済みでしたから、
曖昧な記憶とバックアップしていたデータを元に、
まずは必要最低限のソフトを再インストール。
→この時点で「PCが壊れたら最低限インストールするソフト一覧」の必要性がわかりました。
次に、2番の方法で外付けHDDにバックアップを取っていた、
ドキュメントフォルダ内のデータをPC本体にコピー。
しかし、ここでも問題発生。
なんとこちらも4日ほど前のデータまでしかバックアップが出来ていなかった…。
→バックアップは設定しただけじゃダメ。きちんと定期的に正常にバックアップされているかを確認する必要性がわかりました。
仕方がないので4日前のドキュメントフォルダ内のデータをPC本体にコピーして、
それ以降のデータはオンラインストレージからダウンロードすることに。
3重のバックアップを取っていながら、
きちんと確認をしていなかったから結局復旧にだいぶ時間がかかってしまいました。
(それでも大切なデータはすべてオンラインストレージと外付けHDD1にバックアップが残っていたので大惨事ほどではありませんでした)
今回の教訓。
(その1)
PCが壊れた時やPCを買い換えた時のために、
インストールすべきソフト一覧を準備しておくと便利。
(その2)
バックアップはオンラインストレージや複数の外付けHDDへ、
異なる形でバックアップをとっておくと安心。
例えば外付けHDD1にはPC全体のバックアップを、外付けHDD2にはドキュメントフォルダ内データのバックアップを取るイメージ。
(その3)
ただし、定期的に
「本当に正常にバックアップが取れているか?」
「正常にバックアップソフトは動作しているか?」
を確認する必要がある。
(その4)
膨大なデータの復旧はオンラインストレージからのダウンロードよりも
外付けHDDからコピーしてきたほうが早いから外付けHDDへのバックアップも必須。
(その5)
ただし外付けHDDはオフィスや家が被災した時はバックアップの意味がなくなり、
またHDD自体寿命があるので、外付けHDDへのバックアップと同時に、
リアルタイムで常時オンラインストレージへのバックアップも必須。
参考:フリーランスのためのSugarSyncを活用したクラウドバックアップのススメ
(その6)
チャットのログがPC内にデータとして残るSkypeはやはりチャットには向かない。
やはりチャットのやり取りならSkypeではなくチャットワークを使うべし。
(チャットワークならクラウド上にチャットログが保存されるためPCデータに依存されない)